【テレワーク】Chromeリモートデスクトップで自宅から会社のPCを遠隔操作する方法

「危険な病気の集団感染が怖いから電車通勤は控えたい」
「台風や地震で電車が動かない」
「学校が休みになってしまったけど面倒を見てくれる人がいない」

だけど、給料のために職場に行かなければ…。

日本の会社勤めはまだまだ出勤が前提ですよね。ですが、テレワークをするための方法を知っているだけで本当に困った時に別の提案をできるかもしれません。

ここでは、テレワークの始め方と必須ツールのChromeリモートデスクトップの使い方を紹介します。

テレワークの始め方

テレワークの始め方

働き方改革の流れを受け、一部のIT企業などは勤務体制や業務効率化を推進するために在宅勤務を含むテレワークを取り入れ始めています。

一方で在宅勤務ができる人とできない人で職務の不公平感を生んでしまうことを懸念し、サービス業を中心としてテレワークの導入を躊躇している企業もたくさんあります。

テレワークを始めるために知っておかなければならないことを説明していきます。

テレワークに適した職業

テレワークに適する職業は、主にパソコンを使った作業を中心に行うオフィスワーカー

普段からこのような業務にあたる人はパソコンと電話があれば場所は会社でなくてもできると感じている人が多いのではないでしょうか。

お茶出し、掃除、電話番のような雑用があるから無理という声も聞こえてきそうですが、これらはオフィスに居るから生まれてしまう作業なので、テレワークを前提にしたら無くなってしまう仕事です。

社内でこのような仕事が中心になっている人はどれぐらい居るでしょうか?

テレワークの始め方

消える業務を行っている社員を専門業務に従事できるように変換する

テレワークを始めるには会社全体で動いていかなければなりません。最初の課題は担当業務による不公平感をなくすための取り組みになるはずです。

まず必要なのは雑用や簡単な事務業務を行う人を削減するのではなく専門業務を担う社員へと変換していくことです。

そうすることによって事業で必要な部分に人材を充てることができるので会社全体における業務の生産性が大幅に向上します。

今は人材確保も難しい時代ですので、単純に退職させるのではなくスキルを伝え業務転換をしていくという発想が必要です。

退職させることしかできない会社は人材育成ができない会社であることを証明しています。

テレワークを実現するためには、自分で課題を見つけ問題を解決できるレベルにあることが必要です。

テレワークを実現する方法

予定進捗表とビジネスチャットツールによる管理で作る仕組み

テレワークを実現するために必要になるものは仕組みです。

テレワークは、社員が好きなようにするというものではありません。一人だけが担当する場合も含めてチームを作り目標と進捗を管理する仕組みが必要です。

部署や担当課、チームなどでリーダーがメンバーを管理しながら業務を進めていくことになります。

管理する仕組みとして大切になるのはビジネスチャットツールです。電話ではなくビジネスチャットツールでグループ全体で進捗を管理すればメンバー全体が問題を共有できるところが魅力です。

また、そのためには問題を隠さずオープンにするといった習慣も必要になります。

テレワークの管理方法

勤怠管理と評価をテレワーク用に見直す

テレワークの仕組みと共に必要なのは勤怠の管理と仕事の評価です。

会社に出勤しなくても良くなるので、管理がなければ仕事の開始と終わりが曖昧になってしまいます。そうなると労務管理に新たな課題になるでしょう。

勤務に関しては、勤務時間を厳重に監督するよりも進捗ベースで融通しながら管理する方が効果的です。

しかし、規定の勤務時間を過ぎて業務をしているにも関わらず在宅を理由に残業を認めないことは違法になります。

しっかりと勤怠管理ができる仕組みを作り、仕事の評価は会社に居ることではなく作業や成果に対する評価にしていきましょう。

遠隔操作でテレワークが実現できる

遠隔操作でテレワークが実現できる

テレワークができないと語る人の課題は社内ネットワークや会社のパソコンだけに入っているソフトやツールです。

また、テレワークは会社支給の専用のノートパソコンを使うことが多いでしょうがパソコンは全てデスクトップという会社もあります。

会社のパソコンを持ち出すことができない場合におすすめなのが遠隔操作ツールです。

コストをかけず、社内に設置しているパソコンを動かす方法を紹介します。

テレワークを始めるための遠隔操作ツール

Chromeリモートデスクトップがベスト

遠隔操作を使ってテレワークをする時におすすめなのはTeamViewerChromeリモートデスクトップです。

まずは、TeamViewerとChromeリモートデスクトップを簡単に紹介します。

TeamViewer

遠隔操作ツールの代表はTeamViewerでした。その特徴を簡単に紹介します。

TeamViewerのメリット

複数のパソコンから同時に遠隔作業をすることができる

操作を行うパソコンと社内のパソコン双方にTeamViewerをダウンロードすれば簡単に遠隔操作ができるようになります。

TeamViewerの致命的な欠点

  • 双方のパソコンでTeamViewerを立ち上げた状態が必要
  • TeamViewerのバージョン同じでなければならない
  • 商用利用と判断されると数分間で遮断される

遮断を防ぐためには有料バージョンにしなければなりません。

パソコンのソフトは自動更新でバージョンが変わるので、有料にした場合はバージョンを合わせるといった作業を毎回しなければならない可能性があります。

したがって、必然的にChromeリモートデスクトップがおすすめになります。

Chromeリモートデスクトップ

Chromeリモートデスクトップとは、Google Chromeのブラウザ上で対象のパソコン画面を遠隔操作できるアプリです。

導入は簡単で、最初に双方のパソコンにGoogle Chromeを導入してChromeリモートデスクトップの認証ファイルをダウンロードしたあとで同じGoogleアカウントにログインするだけ。

それだけで、対象のパソコンを遠隔操作できるようになります。

Chromeリモートデスクトップの使い方

Chromeリモートデスクトップの使い方は5分で習得できる

Chromeリモートデスクトップを導入するためには、だいたい5分程度必要です。

ここでは、Chromeリモートデスクトップ導入の手順を簡単に紹介します。

Chromeリモートデスクトップ導入に必要なもの

Chromeリモートデスクトップを利用するために最初の導入で必要になるものは次の3つだけです。
  • 操作するパソコンまたはスマホと会社のパソコン
  • Google Chromeブラウザ
  • 操作用の共通Googleアカウント

この3つがあれば、パソコンの遠隔操作は実現可能です。

ファイルの共有は、Google Driveを通じて双方のパソコンで共有が可能になります。

Chromeリモートデスクトップ導入の手順

Chromeリモートデスクトップは次の手順で使えるようになります。
  1. Google Chromeブラウザで共有アカウントを作成
  2. 操作したいPC(親)と操作されるPC(子)の双方に同じアカウントのGoogle Chromeブラウザを入れる
  3. Google Chrome拡張機能(Googleストアで検索)をインストールする
  4. パッチをダウンロードする
  5. PINコードを指定する

たった、これだけです。

TeamViewerと比較した時のメリットとデメリットは次の通りです。

TeamViewerと比較した時のメリット

TeamViewerに比べて優れている点は次の4つです。
  • ブラウザ上で操作できること(ソフト立ち上げが不要)
  • 相手パソコンの同意は不要(先に設定する)
  • どんなパソコン、スマホからでも操作可能
  • 操作がサクサク動く

スマホにもアプリを入れておけばパソコンの遠隔操作ができます。

TeamViewerと比較した時のデメリット

逆にTeamViewerに比べて劣る点は次の2つです。
  1. 複数のパソコンからの同時遠隔操作は不可能
  2. 相手パソコンがオフラインの時は操作不可能

複数の人がそれぞれのパソコンから、同時に一つのパソコンを遠隔操作したい場合には不向きです。

Chromeリモートデスクトップの便利な使い方

サポート業務に応用する

Chromeリモートデスクトップは自宅から会社のパソコンを操作するためにも使えますが、テレワーク以外にも様々な使い方ができます。

例えば、パソコン作業に関して何らかのサポート業務を行う時にも便利です。

テレワーク的なサポート業務の手順

あなたがもし、店舗マネージャーや運営を管理する本部に在籍していて、店舗や担当者から売上管理ソフトの操作がわからなくなったから見て欲しいと頼まれた場合などのために使える方法です。

  1. 管理用のGoogleアカウントを作る
  2. 店舗のパソコンにChromeリモートデスクトップを導入
  3. 店舗側のパソコンを操作するように設定する

このような時のために、サポート用のGoogleアカウントを一つ作り共有しておけば便利です。

マネージャーと店舗双方が業務パソコンにGoogleリモートデスクトップをインストールし、店舗側のPINコードを本部やマネージャーが管理しておけば相手の承認なしに店舗のパソコンに自由に操作することができます。

Chromeリモートデスクトップ使用の注意点

ただし、サポートとして導入する場合はモラルとして注意しなければならないことがあります。

  • サポート側は相手の承認なくパソコンを操作することができますが無断操作は止めましょう
  • サポート側のPCを操作できるような設定にしないようにしましょう
  • 見せることが適切でないものはGoogle Driveや履歴に残さないようにしましょう

Googleアカウントをサポートのためだけのブラウザにしておけば特に大きな間違いにはならなりません

少なくともサポート業務に使う場合は、サポート担当者のネットリテラシーやモラルとデジタル対応スキルが一定レベル以上であることが必要です。

サポート業務での使用は会社や事業部の判断が必要でしょうが、慣れたらとても便利なので知っておくだけでもいいかもしれません。

興味があれば是非使ってみてくださいね!